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2015年09月10日

幸せホルモン 『セロトニン』 について

こんにちは。

いろいろな病院や治療院に行ってもなかなか良くならない人のための

「カラコロ健康ラボ」

体と心の専門家 なるちゃんです。



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本日は脳内ホルモンのひとつセロトニンについて話したいと思います。

皆さんはセロトニンて言葉聞いたことがありますが?

セロトニンは脳内で分泌される神経伝達物質で、

癒しのホルモン、安らぎのホルモン、幸福のホルモン

などと呼ばれます。セロトニンは、ドーパミンやノルアドレナリンと並んで

脳内の『三大神経伝達物質』と呼ばれています。


【セロトニンの作用】

  セロトニンは別名幸せホルモンなどとも呼ばれています。

  セロトニンはきちんと分泌されていると、私たちの心を安定させ、幸福感や満足感を与えてくれます。

  また、脳内のホルモンバランスを調整する「総合指揮者」的な役割も果たし、

  他の神経系の過剰な働きを抑制し、異常な興奮や衝動・不安感を軽減します。

  さらに、セロトニンは、睡眠周期を調整するホルモン「メラトニン」の原物質でもあります。

  不足すると、うつ状態やパニック発作などを起こします。

  長期間ストレス環境にさらされると、セロトニンが枯渇し抑制作用が効かなくなってきます。

【 ノルアドレナリンの作用】

  神経を興奮させる「闘い・怒りのホルモン」です。
 
 不快な刺激を監視して、緊張状態やストレス状態を演出する役割を担っています。

 不足すると、無気力、無関心、意欲の低下につながります。

【 ドーパミンの作用】
 
 集中力を高め、快楽感情を生み出す運動調節、ホルモン調節、動機付け、

 快感、意欲、学習などに関わる物質です。

 ドーパミンの不足は精神機能や運動機能の低下につながり、

 過剰に放出されると統合失調症や過食を引き起こします。

【セロトニンの他の作用】

◆セロトニンは、満腹中枢に作用して満腹を感じさせる作用もあります。

 したがって、ダイエットにも重要な役割を担っています。

 セロトニン濃度が低くなると、満腹感が感じられずに食べ過ぎてしまいます。

 これは、過食症の原因の一つにもなります。


◆質の良い睡眠にも作用しています。

 質の良い睡眠のためにはメラトニンが必要です。メラトニンは眠りを誘う、

 『睡眠ホルモン』の一種ですが、セロトニンを元に作られるので、

 セロトニン不足は不眠症につながる可能性があります。

 また、セロトニンの不足はうつ病の主要な原因として考えられており、

 『うつ病=セロトニン不足=メラトニン不足=不眠症』

 と言う関係から、

 うつ病の方の多くはメラトニンが不足し、不眠症になるとされています。


◆何らかの原因でセロトニンの分泌に異常が出ると、脳内の血管が収縮・拡張して、

 偏頭痛を起こすことが分かっています。



このように、セロトニンが不足すると、うつ病や、過食症、偏頭痛、不眠などを

引き起こすリスクが高くなります。

では、セロトニンはどのようにしたら増やすことができるのでしょうか?

それについては次回お話しします。

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。


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Posted by 体と心の専門家 なるちゃん at 12:00Comments(0)